エビデンスレベルの定義と評価基準

EviSuppleでは、サプリメントの有効性を客観的に判断するため、独自の4段階のエビデンスレベル(A〜D)を設定しています。この基準は、最新の研究論文の質と量に基づいて厳密に適用されます。

A 強いエビデンス

レベル A: 強いエビデンス

「効果がほぼ確実と言えるレベル」

  • 複数の質の高いメタアナリシス(複数の研究結果を統合した分析)やシステマティックレビューが存在する
  • 大規模なランダム化比較試験(RCT)で一貫してポジティブな結果が示されている
  • 結果のばらつきが小さく、大多数の人に対して同様の効果が期待できる
該当例: プロテイン(筋肥大)、クレアチン(筋力向上)、カフェイン(パフォーマンス向上)など
B 中程度のエビデンス

レベル B: 中程度のエビデンス

「効果が期待できるが、一部に不確実性が残るレベル」

  • 複数の独立したRCTでポジティブな結果が示されている
  • メタアナリシスで効果が示唆されているが、対象研究の質にばらつきがある
  • 個人差が大きいか、特定の条件下(例:特定の競技、特定の年齢層)でのみ効果が顕著
該当例: β-アラニン(高強度運動時の持久力向上における一部の領域)、一部のビタミン・ミネラル(欠乏症でない場合の効果)など
C 限定的エビデンス

レベル C: 限定的なエビデンス

「効果の可能性はあるが、現在の研究だけでは断言できないレベル」

  • ヒトを対象とした研究(RCTなど)の数が少ない
  • 研究ごとの結果に一貫性がない(効いたという研究と効かなかったという研究が混在している)
  • サンプルサイズが非常に小さい(数人〜十数人程度)
該当例: 脂肪燃焼効果をうたう多くのハーブ系サプリメント、テストステロンブースターの多くなど
D 予備的エビデンス

レベル D: 予備的なエビデンス(不十分)

「科学的な裏付けが極めて乏しい、または効果がないことが示唆されているレベル」

  • 動物実験(マウス等)や試験管内(in vitro)でのデータしか存在しない
  • ヒトでの試験が行われていない、あるいは質の高い試験で「効果なし」と結論付けられている
  • 理論上のメカニズムのみで効果が主張されている
注意: このレベルのサプリメントに高額な投資をすることは推奨されません。

評価のアップデートについて

科学は常に進歩しています。昨日まで「レベルC」だったサプリメントが、大規模な新しい研究によって「レベルA」に昇格したり、逆に「効果なし(レベルD相当)」に降格することもあります。

EviSuppleでは定期的に最新の文献をレビューし、必要に応じてエビデンスレベルや推奨度を修正していきます。各記事の「最終更新日」をご確認ください。